配列を用意する
Listの宣言と値渡し
Listを配列に、配列をListに変換する。
配列の用意の仕方として、以下の二つがあります。
- あらかじめ作りたい数を決めて宣言する。
- 作るときに初期値として値を入れ宣言する。
class Sample {
public static void main(String[] args) {
// 要素数3のString配列を作る。
String[] aaa = new String[3];
// 初期値として[3,2,1]のString配列を作る。
String[] bbb = new String[] { "3", "2", "1" };
}
}
上記のように宣言すると配列を作ることができます。ただし、後になって要素数を追加したいとなると、そのままの変数で要素を増やすことはできません。
Listは配列と違って要素数を意識する必要がありません。Listを宣言し値を代入したい場合、add()を使います。
Listを配列に、配列をListに変換したい場合は下記の変換を行います。
class Sample {
public static void main(String[] args) {
ArrayList ddd = new ArrayList();
ddd.add("3");
ddd.add("2");
ddd.add("1");
// ArrayListからString[]に変換
String[] eee = (String[]) ddd.toArray(new String[0]);
String[] fff = new String[] { "6", "4", "5" };
// String配列からListに変換
List ggg = Arrays.asList(fff);
}
}
asListしたListはaddできない?
Arrays.asListで作成したListは変更不可能(addやremove等、Listの内容を変更すると例外がthrowされる)なリストで返却されます。そのため返却されたListに追加したい場合は新しいListをNewしないといけません。
既に存在している配列の要素の追加
既に存在しているString配列(下記参考)の末尾に["0"]を追加しなさい。実行後に画面に「3 2 1 0」と表示されることを確認しなさい。
条件:繰り返し処理は使わないこと。